中古住宅に見られる家の傾き(一戸建て)について

現在、住宅地にみられる一般的な住宅は土地を取得し建物を建築したものか建売住宅として土地・建物を一緒に取得したものかに大きく分けられます。

その中から家庭の事情により不動産を売却することになったものが中古住宅として市場に出てきます。

大手住宅メーカーが建てたものから地元の工務店が建てたものなどいろいろです。

ここ10年においては建築確認取得時の審査等厳しさを増し俗に言う手抜き工事等はほとんど見られなくなったと思われます。特に建築前の地盤調査等においては20年前とは比較にならない厳しさです。

しかしながら中古住宅の売買を通じていろいろなケースが見られます。そのひとつに「傾き」というのがあります。経年変化による建物自体の傾きやまわりの地形の影響かと思われるものがあります。

築20年超の建物は基礎工事が「布基礎」と呼ばれる施工も多く床下を除くと土が見えます。

さらに束の部分が浮いていたり根太が沈んだりして床鳴り等の原因になります。

ところが束・根太のように補修工事や応急処置で対応出来る箇所はなんとかなるのですが、建物の「傾き」においてはそうはいきません。

現地の隣が「水路」「田んぼ」、某私鉄沿線の古い宅地造成地(かなりの傾斜地)等々建物の外観からはわからないのですが室内に入ると何か違和感のある建物があります。(人の平衡感覚がなかなか優れているのではと思う瞬間です・・・)

具体例①「隣地(東側)水路のケース」

玄関を入った時には感じなかったのですがリビングに入ると傾きが感じられ扉が東側に閉じたり開いたりします。

ご本人に聞いたところ新築当時は気がつかなかったが2・3年してから傾いているような気がしていたと言います。一番困るのは南側のサッシ掃き出しが閉まりづらいとのことでした。

具体例②「古い宅地造成地のケース」

その宅地に行くまでに50段以上の階段を上がります。(北道路からの敷地延長の土地です)眺望は最高で新宿の高層ビル群も見えます。

建物は北側に傾いておりほとんどの扉は自動で動きます。

所有者の方は建築士の方で建物についてはかなりのこだわりで建てたそうです。基礎が頑丈なせいかまんべんなく傾いているのかサッシ等については開閉しづらいことはありませんでした。

以上の2件においては売却に伴い買主には事前に傾きついては現地で説明をしたうえで売買契約を結んだので取引としては無事に終了しました。

具体例③「元、田んぼ」某インターチェンジ付近 西道路からの敷地延長

田園風景が広がっている一角にその住宅地はありました。売却の査定依頼を受け最初に訪問した時になんとなく家が傾いているように見えました。

玄関に入ると明らかに傾きが感じられました。室内の建具等も隙間がありお住まいの方もかなり悩んでおられました。

そのお客様は建売住宅として購入したものの売主の業者・工務店ともに連絡がとれずに何も対応してもらえずに暮らしてきたそうです。

売却を始めて半年が過ぎても売れる気配はありませんでしたが、最後は業者が買い取り建物を解体し地盤改良をして再度建売住宅となりました。

このお客様は本当に泣き寝入りというケースでした。そういうことを踏まえて法令が整備されている今日この頃ではありますが、現地はよく確認したいものです。

しかし、売主から見れば欠点でも、買主から見れば家が傾いていても全く気にしない。人がいるのも事実です。従って、家が傾いていても自信を持って売りに出してください。ケース③の場合は、明らかに売却業者の選定に失敗した事例です。

なお、これらの例は、訳あり物件ですので事実を告知しない状態で売却すると責任追及される可能性があります。また、通常物件と比較しても厳し目の査定にせざるを得ないのも事実です。

しかし、「家が傾いていても気にしない。」という買主も存在しますので、自身を持って売却活動を行うことが重要です。

その際は、営業力の高い不動産会社に依頼するのがベストです。必ずしも大手不動産会社の方が営業力が高いかと言うと、そうではありません。

地域密着型でも営業力に長けた会社が存在するのも事実です。こちらの売却専門の不動産一括査定サイトであれば、営業力の高い、訳あり物件の売却に長けた不動産会社がきっと見つかるはずです。

あるいは、1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の方であれば、売主の利益を100%守ると宣言している不動産会社へ依頼するのもよいでしょう。

1都3県以外の愛知県、大阪府、兵庫県、京都府の方は、こちらの不動産会社も断然お勧めです。

現役時代の仲間が多数在籍していますので、売却で失敗することはありません。安心して利用して欲しいです。

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